鎌倉のギター製作家、FURUYA GUITARの古谷武久さんにリペアに預けていたASTURIASギターがついに届きました〜。
このギターは、僕が高校卒業の時に買った(正確には買ってもらった)初めてのアコースティック・ギター。
京都大宮にある楽器店に掛けてあったこのギターに一目惚れして、高校3年間通いつめて手に入れた憧れのギターです。
色んなライブで酷使してボロボロになってから長い間使わなくなってしまって、
一年半前、やっぱりそれではいかん!!…と古谷さんに大掛かりなフルリペアをお願いしました。
ネックは外してリシェイプ、塗装も全て剥がし、ペグもフレットも全て交換。
一から組み立てて塗装し直す、文字通り生まれ変わるような修理です。
修理の様子。最初はこんな感じ。
塗装中。ネック接合は新たにボルトオンネックを採用して、強度も上がりました。
ピカピカに生まれ変わったASTURIAS D Custom。
ヘッドはこんな感じ。
感想は、最高。。
元のギターが古谷さんの手に掛かって更に弾きやすく、深みのある音になりました。
何だかこのギターを修理することで、今まで僕とギターの間で流れていた大きなエネルギーの滞っていた部分が、
解消されたというか、ようやく一周巡って新しく始めなおせたというか、
とにかく、直って良かったなぁ。。と思うと弾きながら泣けてきました(笑)。
久し振りに、10代の時みたいに朝から晩まで練習した一日でした。このASTURIASはそうさせてくれる不思議で特別なギターです。
このギターがこのタイミングで帰ってきたのも、意味あるのかもしれません。