今日は、僕の人生の中でも忘れられない一日になりました。
韓国、釜山にあるフリースクール(代案学校)の“UDADA学校”へ初訪問する事になりました。
“UDADA” とは韓国語で 『 ウリヌン ダ ダルダ =(私たちは みんな ちがう) 』という言葉の頭文字。
全校生徒が約70人の、自然環境に恵まれた山間で暮らす生徒達が集まる小さな学校です。
学校に到着して、なんだか雰囲気が違います。のっけからみんなのこの歓迎っぷりです。
ギターコミュニティー“Fingerstyle Cafe”のアレンジで、この“UDADA”学校に来れることになって、
子ども達が僕が来ることをほんとうに楽しみに待っていてくれていました。
到着すると、さっそく生徒たちによる “ウェルカム・コンサート” のはじまりです。
会場には、僕を歓迎する手作りの作品がいっぱい。みんな頑張って日本語で書いてくれています。
これにまず、感動せずにはいらません。なんてこった。。
先ずは男の子4人で韓国の伝統的な太鼓の演奏。とっても迫力がありました。
続いて、ボディパーカッションのパフォーマンス。みんな抜群のリズム感です。
そして、韓国の伝統衣装に身を包んだ女の子たち。神秘的な舞いを披露してくれました。
続いて女の子ふたりのギターデュオ。大人顔負けの情熱的な演奏でした。
どの演奏中も、観客に回る友達は明るく賑やかに、そして真剣に舞台の上に声援を送ります。
今日に向けてたくさん練習を積んできた仲間達を、称えあうような素晴らしい時間が続きました。
そして、極めつけは37人のギターの大合奏!!!!!
しかもその曲は、全員で 『太陽のエチュード!』です!!!!!!信じられない!!!!!!!
このときの演奏は是非ともみんなに聴かせたかった。。
驚きと感動で、もうだめでした。その場で涙をこらえる事ができませんでした。
ギターを弾いてきて、こんな幸せなことがあるだろうか、と思ったんです。
みんなから手作りのピックケースや石鹸、壁掛けの作品をプレゼントしてもらいました。
これは、僕がこれからもずっと大切にする宝物になりました。
そのあと僕もお礼の演奏をして、みんなと一緒にお昼ご飯を食べて、学校を出発しました。
最後まで手を振って送ってくれた “UDADA” のみんな。ありがとう!!!
もう、言葉にならない感動です。音楽って、ギターって、何て素敵なんだろうと思いました。
窓の外の天気も良くて、全部が僕に味方してくれているような、そんな気分でした。
僕がギターを弾いていれば、きっとまた驚くような喜びに出会えるような気がします。
宇宙に感謝した一日でした。みんなみんなありがとう。